野口淳

のぐちじゅん
野口淳

 

素朴で優しい土の香りのする器です

  
愛知県瀬戸市で作陶されている野口さんの器はシンプルで料理を引き立たせるのがとても上手です。定番の4つの釉薬(炭化粉引/粉引/檜皮釉/黒釉)はそれぞれ個性豊かな、味わい深い色合いです。今も日々熟考しながら陶芸に打ち込む姿勢が器にも反映されており、使っているうちに自然と愛着を感じていきます。

INFOMTION

7/24 5寸取鉢、丸湯のみ、7寸リム鉢が入荷いたしました。

野口淳さんの略歴

1976年 東北大学工学部卒業
1980年 京都工業試験場 窯業専科修了
1981年 京都陶工訓練校 成形科修了
1982年 タイチェンマイ大学理学部窯業研究室勤務(青年海外協力隊)
1990年 タイウボン職業訓練センター 陶磁器科勤務(JICA)
1994年 瀬戸市湯之根町にて独立 全国各地にて企画展・グループ展開催

野口さんに伺いました

陶芸の世界に入ったきっかけ

中学生の京都への修学旅行、20代の頃の金沢への旅行などで陶芸の職人さんのろくろの技術を見てから、ずっと興味を持ち続けていました。ただ歌舞伎のように狭い世界のもので、自分には縁のないものだと考えていました。会社員時代に化学専攻の技術者が世界で数個しかない窯変天目を再現したというニュースを聞き、どうしても陶芸の道に進みたいと会社を辞めて京都の工業試験場に入りました。不器用なことはわかっていたのですが、何か物を生み出す仕事につきたかったのです。材料の選定から釉薬の開発、制作まで最初から最後までできる仕事は理想的だと思っていました。
 

陶芸の面白さは

陶芸は富士山の登山道のようにいくつもの道があり、美術や彫刻から、化学から、産業から、考古学から等様々な分野から人が集まってくる裾野の広い世界です。理科と文科の合わさった分野で総合的なもの、そこがとても面白く魅力を感じます。
 

釉薬について

化学から陶芸の世界に入り、化学式で釉薬の開発などができると考えていました。そんな中タイチェンマイで知ったセラドン(青磁)釉の配合が田んぼの表面土1:木の灰1というシンプルなものでありながらとても美しいことに驚きました。シンプルな物は作業しやすく間違いも少なく展開もしやすく、何より美しい・・独立してからなるべくシンプルな釉調合で制作を始めたのはこの事が起因になっております。
 

定番の釉薬について

炭化粉引・・最初に始めた釉薬です。釉薬の中に粘土分を加えて少しマット状のザラッとした渋い感じを表現しています。
粉引・・粉引は炭化粉引と同じ窯で同時に焼きますので、どちらも炭化状態の焼成ですが、化粧土の配合が少し異なります。そのことによって表面が滑らかで艶のある仕上げになります。
 黒釉・・化粧土と鉄化粧土とカオリンマット釉を3層に塗ることで、真っ黒ではなく微妙な色が重なった黒色系を表現しています。
檜皮釉・・粘土分が多いので色合いをコントロールするのが難しい釉薬です。茶系から黒系の仕上がりは味わい深く料理が引き立ちます。
 

野口淳さんの器のお取り扱いについて

電子レンジは使用可能です。食洗機・オーブンはお控え下さい。お使いはじめ前に数時間浸水させてからご使用下さい。水洗い後は水気を拭き取りよく乾かしてから閉まってください。
お料理を入れたまま長時間そのままにはしないで下さい。シミや匂いの原因になりますのでご注意下さい。

料理写真

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