沖澤真紀子

おきざわまきこ

 

優しく穏やかな植物柄の器です

飛騨で作陶されている沖澤真紀子さんの器は穏やかな春や秋の庭の気配を感じます。色とりどりの草花が少し風に合わせて揺れているようなそんな雰囲気です。どの絵柄も沖澤さんの目を通した草花の形になっています。色合いも温かく柔らかい、ありそうでない色合いです。「MACARON」という工房名で活動されています。

沖澤真紀子さんの略歴

岐阜県生まれ
1997年 大学卒業後、愛知県立窯業技術専門学校に入校
1998年 瀬戸市の陶器製造会社に入社
2004年 岐阜県高山市で「MACARON」として作陶を始める
2012年 岐阜県飛騨市に移住し窯をかまえ現在に至る

沖澤真紀子さんに伺いました

陶芸の世界に入ったきっかけ

「好きなことを仕事にして、後悔しない人生を送りたい」と思っていました。好きなこと=もの作りを仕事にしたいという思いと大学卒業後の就職難の時代が重なり、知らない世界に入っていく原動力になりました。もの作りの中でもなぜ陶芸なのかというと、自分にとって土が身近に感じたのとその感触が好きだったからではないでしょうか。
 

器の取扱いについて

釉薬が厚めにかかっているところは貫入が出ています。汁やコーヒーなどの色の濃いものは染みこんで使い始めと少し色が変わってきます。米のとぎ汁で10分ほど煮て冷ましご使用いただくと染みこみが少なくなります。たたら作りのお皿などは裏側に土が広く出ています。洗った後は水気を拭き取りよく乾かしてから閉まっていただくことをおすすめします。
 

沖澤さんの現在

今は自分のいいと思う物を作り、気に入って使ってくださるお客様がいることが、とても嬉しくやりがいのあることだと思っています。
 

沖澤真紀子さんの器のお取り扱いについて

お使いはじめ前に数時間水に浸して下さい。または米のとぎ汁で10分ほど煮ていただくとさらに染みこみにくくなります。レンジ/食洗機はご使用いただけます。オーブンはお控え下さい。
個人的に使用しておりますが、お皿に関しては目立った染みこみはございません。カップはコーヒー、紅茶による貫入に入り込んだ染みこみは多少ありますが表側には影響が出ておりません。長い時間食材や飲み物を入れた状態は控えていただくと、良い状態でお使いいただけます。また水洗い後は水気を拭き取りよく乾かしてください。
 
 米のとぎ汁での目止めの方法/鍋に米のとぎ汁と器を入れて弱火でゆっくりと温めていきます。そのままコトコトと10分ほど煮てください。弱火のまま火は強くしないで下さい。10分ほど煮た後はそのまま器を入れた状態で冷ましてから水洗いです、急な温度の変化は破損の原因になりますのでご注意下さい。その後水気を拭き取りよく乾かしてください。

料理写真

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