松村英治

まつむらえいじ

 

丁寧に磨かれたかっこいい焼締めです

 
 
愛知県半田市で作陶されている松村さんの器は無駄のない造形が、機能美につながっている気がします。焼いてペーパーをあててを繰り返すことによって、焼締めですが表面が滑らかで重さを感じない扱いやすい器に仕上がります。ひとつひとつ表情が異なりますのでお好きな器をお選び下さい。経年変化についてブログでご紹介しております。ご不明な点はお気軽にお問い合わせ下さい。

松村英治さんの略歴

熊本県熊本市出身
1992~93 アジア遊行
1995 アフガン遊行
1997 金沢美術大学大学院彫刻専攻修了
1999 常滑市立陶芸研究所修了,製陶所勤務後独立

松村さんに伺いました

陶芸家になるまで

立体思考が強く、大学では粘土を素材に彫刻を専攻。
学生時代は彫刻家を目指していましたが、同じ素材でも多くの方に実際に使ってもらえて
評価をいただける焼き物に魅力を感じて、陶芸の世界に足を踏み入れました。
 

なぜ焼締め?

常滑の古い焼き物をみてきれいだなと思い、作り方もわからないまま始めました。
作っていく内に焼締めが使いにくいと思っている方が多いことに気づきました。
多くの方に気負いなく使ってもらえるように、本焼成3回、間に磨きの工程をはさみ
今のように滑らかで染みこみにくい焼締めにたどりつきました。
 

器について

気軽にどんどん使って下さい!油が染みても気にしないで使い続けて下さい、いずれなじみます。
あくまでも主役は料理です。料理が美味しくみえるような器を作っていますが難しいです。

松村さんの器のお取り扱いについて

松村さんの焼締はお使いはじめ前に数時間~一晩水に浸してからお使いください。電子レンジ・オーブン・食洗機のご使用はお控え下さい。
水洗い後は水気を拭き取り良く乾かしください。お総菜を入れたまま長時間放置はしないでください。シミや匂いの原因になりますのでご注意下さい。またお使いする前に水にさっとくぐらせてから使用すると匂いやシミがつきにくいです。料理の下にレタスなどを敷いてあげても効果がございます。ただ長期間使用していく内にシミはなじんで気にならなくなります。おおらかな気持ちでお使いください。

良く乾かしてあげることにより気持ちよくお使いいただけます。湿気の多い時期などは続けて使わずに一日空けたりすると良いです!大切に育ててあげてください。

松村さんは焼締の他にも釉薬を使った器を制作されています。ただどの器にも松村さんらしいプリミティブな雰囲気を感じます。装飾を感じさせないのですが、強い個性があるのはぶれない姿勢から生まれているのだと思います。

料理写真

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