辻和金網

つじわかなあみ

 

パン焼網でおなじみの京都の金網工房です

  
昭和8年創業以来、家庭用から業務用までひとつひとつ手造りにこだわって製造している金網工房です。京都は料理屋さんも多く金網の注文制作が多いのだそうです。プロからの細かい注文に応え続けた経験が、家庭用の金網道具へ活かされているのだと思います。美しい手仕事の金網細工は、繊細ながらしっかりした丈夫な作りになっています。

INFOMTION

ふた付き干しかごは5月頃になります。もうしばらくお待ちいただけましたら幸いです。

辻和金網さんについて


辻和金網さんは創業以来八十余年の技を今も変わることなく守り続けています。京都の金網の起源は平安時代にさかのぼると言われています。その技を受け継いできた職人達によって、明治以降金網は盛んに作られるようになりました。しかしプラスチック製品の登場や機械化という時代の波に直面し、価格の安さに押された金網職人たちは、次々に店をたたみました。
熟練の技が生み出す網目の美しさは、機械による大量生産品には真似のできない「雅」があります。金網細工は釘を打ち付けた台と指先の感覚だけで、細い針金を編みあげていきます。手作りだからこそ用途に応じて針金の太さや網目の大きさを変えることができ、長年使ってほころびができた時は修理もできます。
 
また京都の料亭からの細かい注文に応え続けてきた経験が、一般家庭でお使いいただける金網道具へ活かされています。美しいだけでなく使いやすく、他にはない道具類は一度使うと手放せなくなります。

辻和金網さんの道具のお取り扱いについて

ステンレス・・ご使用後は普通に台所用洗剤を使い、スポンジやたわし、フキンなどで水洗いしてください。焼網類はお使いいただく内に黒くなっていきますが、ご使用に関して支障はございません。火にかけない道具については、ステンレスは色の変化もほとんどなく、特別なお手入れも必要ございません。
 
銅・・ご使用後は普通に台所用洗剤を使い、スポンジやたわし、フキンなどで水洗いしてください。銅は10円玉のようにだんだんと色合いが変化していきます。色が変わっても、ご使用に関しては支障はございません。ただ最初の明るい色合いに戻したい場合は、酢の中に適当な量の塩を入れて、布に浸して磨いていただくとくすみがとれますのでお試し下さい。
 
茶こしについて・・茶こしのネット部分の目詰まりや、破れなどが出た場合は張り替えも承っております。(有償になります)ご必要な際はお問い合わせ下さい。

使用写真

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