荒賀文成さんの粉引の器

荒賀文成 陶器

京都で作陶されている荒賀文成さんの粉引はつややかで美しい色合いです。李朝の白磁を思わせるような素敵な色合いとたたずまいで、個人的にも長く使用している器のひとつです。

ただかしこまり過ぎない普段使いの器ですので、お気軽にお使いいただけます。大きさや形も程よくお料理を盛り付けると、とてもきれいなのです。

最近小さめの飯碗が多い中で、荒賀さんの飯碗は少し大きめです。ただこの大きさがご飯をよそった時に、上品に見えます。大きめのお茶碗に控えめに盛り付けると、器の余白を感じてゆっくりといただこうと落ち着いた気分になります。

粉引の器はお使いいただくうちに表情が変わっていきます。下記の写真のように色味が変わっていきます。自然な変化としておつきあいいただければ幸いです。

荒賀文成 粉引飯碗

6年ほど使用したものです、表情が変わってきています

荒賀文成 粉引飯碗

新しいものです、使っていくと上の写真のように少しずつ変わっていきます

 

下の写真は新しい器を目止め処理したものです。数時間浸水するだけでも構いませんが、米のとぎ汁で煮ていただく方法もございます。下の写真は米のとぎ汁で20分ほど煮ています。荒賀さんの器は煮ていただくと少しグレーがかった色になります。

荒賀文成 粉引輪花向付

右が米のとぎ汁で目止めしたもの、左は目止めを行なっていないものです

並べるとやはり色が少し変わったことがわかります。最初の色合いのままが良ければ、数時間浸水させる目止めを行なってください。米のとぎ汁で煮ていただくとデンプン質が貫入に入り込み新しい汚れがつきにくくはなります。ただ長い時間使用していれば少しずつ貫入から染みこみは入り込んでいきます。

お使いの前に少し水にさらしたり、長時間味の濃いお総菜やお茶などを入れたままにしないなど気をつけていただくとだいぶ違います。また濡れたままの状態で放置しておくのもお控えください。少し手間には感じますが、丁寧に扱っていると器も長持ちするなと感じます。

気負わずに優しい気持ちでお使いしていただければ幸いです。

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コメント

  1. […] 荒賀さんの器ですがご使用前に数時間水にさらすか、米のとぎ汁で煮ていただくとその後の取扱いが楽です。粉引は貫入に染みこみが少しずつ入っていきますが、それは自然な現象です。表情が変わっていくのを楽しんでいただけるのも粉引の特性です。ブログで表情の変化をご紹介しています。 […]

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